vol.23. speciality 特技 『ミリオンズ』
先日、過去のアメトークで「この芸人が凄い!」というのを見てたのですが
ダンディ坂野が利きヤキソバなるものをやっていて大層感動いたしました。
というのも、どのメーカーのヤキソバであるかをニオイとアジで彼は
判断できるのです。麻薬犬みたいなその正確さに度肝を抜かされました。や、ホントに。
人間しょうもねぇ特技っていうものはあるんだなーと思いましたが徹底すると
ホンマモンになりますわね。これはもう自慢出来ることですよ。
で、誰にでも特技はありますが、中にはしょうもない特技っていうのはありますよね。
ちなみに私は「わりと夢をコントロールできます」。
ホントどうでもいいし、私にしか役に立っていませんよね。あと細かすぎて
伝わらないモノマネはチラホラ。職場にいたオバさんのモノマネをしたところで
誰一人わからないでしょう。
そもそも特技ってのは何なんでしょうね。暗算とかだったらカッコいいですけどね。
鼻からいれたものを口から出す芸人ほっしゃんはそれで笑いとれるからそれでも
まだいいです。だけど「一体それが出来てどうなる?」「それ覚えてどうする?」
って感じなんですけどその道への追求は止められない。
そう追求は止められないのです!
(二度繰り返すほどの話じゃないっすけどね)
というわけで今回のテーマは「特技」です。それもあまり役に立たなさそうなのを
選んでみました。意外にあんまり思い出せなかったんですよね。才能というのと
またちょっと違うし…。
『ミリオンズ』
信心深い8歳の男の子ダミアンと10歳になる現実主義者の兄アンソニー。
ママを亡くしたばかりの2人は、パパとともに郊外の街へと引っ越しをする。
そんなある日、ダミアンの目の前に、大きなバッグが降ってきた。
中身は22万ポンドの札束。折しもイギリスではユーロへの切り替えを控え、
ポンド紙幣も12日後には紙クズになってしまう。
アンソニーは大人には内緒にして自分たちで使い切ろうと言い出し、
さっそく欲しかった物を買いまくる。
一方、神様からの贈り物と信じるダミアンは、貧しい人に分け与えようと考えるのだが…。
とまぁこんなお話なんですけど、主人公のダミアン君は守護聖人マニアで、その
生誕年や没年、何の守護聖人であるか言えるんですね。きくりんという芸人は
アイドルや女優さんの生年月日と身長、出身地血液型を言うことができるそうですが、
まさにね、同じですよ。や、確かに高尚ですよね、聖人は。でもねー、覚えて
どーすんだよっ、っていう話ですよ。子どもだからそこがまたかわいいんですけど。
この弟ってのがホントに行き過ぎなくらいに真面目でして、というか、まだ
お金への世間の目というものがどういうことかわからない年頃なんですよ。
これを貯金してキミの教育費にすればいい、とかそういう先のことなんてこれっぽっちも
考えないわけです。勿論子どもですから。もうホンットまっすぐなんですよねー。
で、彼の周りには常に守護聖人が現れてくれるのです。結構人間臭い守護聖人が
多くてそこがまたこの話の魅力なんですよね。この人たちの名前を覚えていたから
事が有利に動いたとかそういうことはない、まぁ彼にとってちゃんと全うなことを
している、という指針にはなったはずなんですけど。これが単なるアイドルじゃ
役に立つどころか違う道に突っ走ったでしょうし。
それにしてもなぜ守護聖人(笑)?この子は数年後「つーかなんで俺、守護聖人覚えて
たんだろ」と思うのかな。これもきっと「好きだから覚えた」んであって、
学校のテストとかにその情熱を向けられる保証なんて一切ないですからね。
不思議なもんで子どもの頃覚えたくてしょうがなかった曲の歌詞は未だに覚えてたり
しますよね。授業の内容は全然覚えてないくせに。それと似たような情熱だったと
思うんですよねー。
私は姉だからかもしれませんが非常に現実的です。多少の妄想癖はありますが、
でもいざとなったら厳しいぐらいのリアリストです。つまりこの映画だとアニキに
近いタイプなんですよね。だからイライラするの。かわいいけどイライラするんですよ、
弟に(笑)このアニキも計算できるという非常に有利な特技を持ってますよね。
だから守護聖人覚えている弟に「そんなのどーでもいいだろ!」とイライラしちゃうん
だなぁ。アニキだから弟守ってあげなきゃならないし。でもそんな弟の無垢さが
いつかアニキを救うんだ、とママはわかっているんですよ。ママって大事だなーって
思うのは、やっぱり一番間近でわが子を見ていてその本質を一番理解してくれている
ということ。お母さんって凄いですよ。意外にもそんなに美しくないママでしたが
(若い美人が現れると思ったの。エミリー・モーティマーみたいな。←注:
Dearフランキーのママ役ですね。イギリス出身)それでも尚お母さんの存在ってのは
大きい。お父さんはそんなこと気付きもしないけどコンディショナーも使うのよ、
なんてね。なんかあのシーンはホントファンタジーで「ハッ」と鼻で笑っちゃうような
ベタなシーンなのにイヤじゃないんだな。同じようなテーマ、ではないけど
「ポネット」はなんかあざとくてイマイチ乗り切れなかったけどこのお母さん登場には
何となく納得しちゃった私です。
ダニー・ボイルの意外な映画に驚きです。いっつも暗いイメージのイギリスの空も
カラッと晴れ渡り、日本にもありそうな新興住宅地も何だか意外!
家が出来る前にここが私の部屋!っていうの私もやったわー。
にしても施すなんてさすが子ども。わたしゃ煩悩のカタマリですからぜぇったい無理。
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受信: 2008年4月13日 (日) 21時56分
» 『ミリオンズ』 [かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY ]
なんてファンタスティック!晴れやかに気持ちいいー。
可愛いダミアンの無垢さとステキなエンディングに大いに感動。
とてもよいお話。本物の聖なるクリスマス映画かも。
母親を亡くし、カニンガム家の10歳のアンソニー、8歳のダミアンと父親の3人は新しい家へ引っ越してきた。まもなくイギリスのポンドがユーロに切り替わり、ポンドがただの紙くずになるという頃、段ボールで作ったダミアンの秘密基地に22万ポンドもの大金の入ったバッグが降ってきた。
「自分の子供たちに堂々と見せられる映画を」という思いでダ... [続きを読む]
受信: 2008年4月14日 (月) 08時02分



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