vol.15 failure 失敗 『プリンセス・アンド・ウォリアー』
基本的にこのブログでは「キーワードから映画を選ぶ」という
感じで毎回チョイスしています。多分最低2000本以上みている映画たちですが
思い出すのに意外と苦戦しております(笑)ゆっくり考えれば色々あるんでしょうが、
パっと考えて決めてるので割と最近の映画ばかり紹介していますよね…。
ま、そんな言い訳にさらに言い訳を重ねるようですが、今回は
「映画を紹介したかったのでキーワードをチョイス」しました…。
新作に関しては今まで通り『キマグレなヒトリゴト』の方で紹介していこうと
思っているのですが、これは未公開ゆえ、ビミョウだったのでこっちで
選びます。テーマも物凄く選びやすいんですがそれが逆にどれを選ぼうか
悩ませていただきました。
『失敗』というと何となくダメダメなイメージなんですけど失敗したから
見えることだってあると思います。失敗の全てがダメなわけではなく、
失敗したから大きくなるし、逞しくもなる。『再生』としてキーワードを
挙げてみましたが、こちらはまだまだ他にも沢山の映画たちが眠ってそうだし、
ポジティブな失敗としてとてもしっくりきたのでここでコレに決定。
『プリンセス・アンド・ウォリアー』
交通事故から救ってくれた命の恩人を探す精神病院で育ったシシー。
彼女は必死に彼を探すが、その男は逃亡中の強盗犯だった。
まぁ簡単に紹介してしまいましたが、監督はトム・ティクヴァ、
『ラン・ローラ・ラン』(これはノリきれなかった私)『ヘヴン』、
『パフューム』これは好き。
それから『パリ・ジュテーム』にも短編を出しています。
(リンクは私の感想デス)この監督の表現の仕方がとても好みだったので
未公開のこの映画、見つかったので嬉々として借りてきたわけなんです。
色彩の表現力がとっても豊かなこの監督。今回も緑がとってもキレイだったり
前半の海がとってもキレイだったり、この海辺の家の辺りの空気が澄んでいる様子だとか
が色彩を通してバンバン伝わってくる映画でした。精神病院の白もその清らかな
色の奥にある色々なモヤモヤが何だか見えてくるような感じでした。
さてさて。さきほどもテーマにあげたように、私はこの映画のキーワードを
『失敗』にしてみました。ケンカしたことも失敗の一つだし、この映画の
軸をなす強盗事件も失敗に終ってしまうのです。だけどこれが失敗に終ったからこそ、
次につながった。特にシシー側からみたらあの失敗がなかったら自分はいつまでも
あの精神病院から抜け出すことがなかった。あんなに誰かに執着することもなかった
でしょうね。ともかく、この『失敗』のお陰でボドはトラウマから抜け出し、
過去はアニキとともにバスに乗って遠くへ行った。この『失敗』のお陰でシシー
は王子さまを(というと歯がゆい感じ。他に言い方ないのだろうか)見つけた訳。
にしてもラストはそう来たか、という感じでしたねぇ。過去となるボド、そして
これからのボドが出てきた時は「おお」と思いましたよ。そして過去となった
ボドの救済法もまたいいじゃない。まさしく失敗から再生へと向かっている。
手を取るボドの頬にはもう涙はありません。
シシーを演じるフランカ・ポテンテは何かいつもアクティブなイメージだったので
これはちょっと予想外。金髪も意外。ケツアゴが気になるけど誰かに似てるような
気がする。誰だろう…。それにしてもボドを演じるベンノ・フユルマン!
カッコいいじゃないですか…。ドイツで活躍してる俳優さんなんですね。
うーん、うっとり。あんな人があんな物凄い技術で命を救ってくれたらそりゃ
惚れますよ。間違いなく。
それにしてもちょっと気になるのはあの最初の人は…誰?
『失敗』をテーマにした映画。他にももっとあると思います。
皆様が思い浮かべた映画はどの映画でしたか?
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コメント
minoriさん、こんにちは!
うん、うん!と何度も頷きながら、記事読ませて頂きましたーー
ちょっと日向に当たってない作品ですが、なかなかですよね♪
今後もこの監督さんの映画は注目して行かねば。
また、今後も遊びに寄らせてくださいね!
今TB送ったのですが、届いているかな・・・?
時々ココログさんと相性が悪い記事があったりするので心配です・・。
投稿 latifa | 2008年4月 6日 (日) 11時22分
■latifaさん♪
こんにちわー。コメントありがとうございます!
未公開なんて勿体無い映画でしたよね。これだってパフュームで話題になったからDVD化されたんでしょうし…。これからはちゃんと公開してください!って感じですよねー。
あらら、TBまだ届いていないようですね…時間差とかあるのかなぁ。ちょっとチェックしてみますね。
こちらからもまたガシガシ遊びにいかせていただきますね♪今後ともよろしくお願いいたしますー。
投稿 minori | 2008年4月 6日 (日) 11時39分
お邪魔します~先日はコメントありがとうございました。
キーワードから映画を選ぶって面白いですよね。
失敗もいい方向になびいてくれるのなら、恐れずに挑戦
することできますものね・・。ボドのあの処置法はびっくり
しましたが・・・。女性ってこういうことされると忘れられなく
なりますよね~~~。↑と同時期に「マリアの受難」も観ましたがこちらもグーでした。パフューム好きなら是非~~
またお邪魔させてくださいね。
投稿 みみこ | 2008年4月 6日 (日) 17時05分
■みみこさん。
こんばんわー。コメントありがとうございますー。
キーワード映画は簡単なようで意外に難しかったりして意外に苦戦しております(笑)そうそう、失敗を踏まえて次にいけるならそれにこしたことはないですよね。
ボドのあのストローにはホント驚きましたよー。これはかなりポイント高いですよねっ!あ、私まだ「マリアの受難」見てないのでこれからチェックさせていただきます。ありがとうございますー。
是非また遊びにきてみみこさんのキーワード映画、教えてくださいね。私もお邪魔します!
投稿 minori | 2008年4月 6日 (日) 21時03分
こんばんは、はじめてお邪魔します。
先日は コメントをありがとうございました。
この作品は観ている方も少なかったので お話出来てうれしいです!
みみこさんも書かれていますが キーワードで映画を探す・・という発想は素敵ですね。
私も、トム・ティクヴァ作品が大好きで 特に「ヘヴン」はその年のマイベストに選んだ程、お気に入りの作品です。
そして、この作品もそれと同じくらい好きになりました。
少し、ファンタジックなところもあってイイですねぇ。
ベンノさん、目が素敵ですね。
先日亡くなったヒースと共演した「悪霊喰」でも独特の演技を披露していましたが 日本で観られる作品が少なくて残念です。
では、またお邪魔させて下さいね、今後ともどうぞよろしくお願い致します。(^^ゞ)
投稿 カポ | 2008年4月 8日 (火) 23時35分
■カポさま。
こんにちわ。わざわざコメントどうもありがとうございます!
キーワード映画、他のブログとかウェブサイトとかで探しているんですけどなかなか見かけないですよね。IMdbとかだとキーワード検索が出来るんですが日本のウェブサイトってなかなかそういうの見かけないし…。意外とないのかなぁ。というわけで始めてみたのですが…。カポさんもこういうキーワードにはこんなのがあったよ、というときには是非教えてくださいませ。小躍りして喜びますよ~。
実は私、『ヘヴン』は見てないんですよね。あの時期は重そうな映画をパスしてた時期のような気がするのでおそらく「後でみよう」と思ったのかもしれない。今度見て見たいです。是非に。
「悪霊喰」こらもうB級映画のニオイがばっちりしていた
映画ですよね!まさかこれにでていたとは…とりあえず
チラシ漁ってチェックしたいと思います。
またすぐにでもお邪魔しますね。
今後ともよろしくお願いいたしますー。
投稿 minori | 2008年4月 9日 (水) 13時28分
こんにちは、minoriさん!
色使いが面白いんですね、この監督の作品は。
他の作品って観たことないんですけど、他のも観てみたくなりました。
あっ、「パヒューム」も同じ監督なんですね。
これは観ねば、観ねば…ですわん。
投稿 ともや | 2008年4月14日 (月) 14時42分
■ともやさん。
こんばんわー。コメント&TBありがとうございます!
色使い、緑が印象的でしたー。
そうなんですよ、パフュームの監督です。これもかなり
変わった作品ではありますが興味深いので是非見てほしいですー。中世モノ好きとしては結構ツボでしたー。見たら感想お聞かせくださいませ~♪
投稿 minori | 2008年4月14日 (月) 19時42分