vol.26 notebook ノート 『フリーダム・ライターズ』
オーストラリアに出発するにあたって、色々なものを揃えている今日この頃ですが、
以前にもあっちで生活しているのであの当時必要だったもの、というのは
大概わかっています。だから余計に必要なものがたくさんあってそれだけに
困っています。基本あっちは100円ショップみたいな便利なものはないので
(あっても2ドルショップ。品揃えは勿論薄い。日本の100均あるけど、
300円くらいするので意味ないし)
日本ってつくづく便利だよなーと思うのです。贅沢になれると失う時が怖いです。
こうやって徐々に慣らしていけばいざとなったらダイジョウブなのかな。さて、
どうでしょう。ただ「慣れ」はあって、あんなに辛かったことも1年経てば慣れたり
するんですよね。順応性ってものは不思議だ。
さて。そんな荷物の中に混じっているのはノートです。ノートなど紙製品は
異常に高いオーストラリア。ちょっといいのだと1000円くらいするんだな、これが。
しかも大して質もよくないのに。
何だかな、ですよね。
で思い出した「ノート」の映画。結構あるんですね、これも。
まずはタイトルそのものがthe notebookである「君に読む物語」「デスノート」
それから「バタフライ・エフェクト」なんかもそうですね。
でも今日は新しいノートっていいよなーということでこちらの映画。
『フリーダム・ライターズ』
フリーダム・ライターズ スペシャル・コレクターズ・エディション
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1994年、ロサンジェルス郊外のウィルソン公立高校。
理想と情熱を持って赴任してきた若い国語教師エリン・グルーウェル。
しかし、2年前のロス暴動以来、激しさを増した人種間の対立は、彼女が受け持つ教室
にも影を落としていた。生徒達は人種ごとに徒党を組み一触即発の状態。
そんな生徒たちを相手に授業の進め方に苦心するエリン。ある日彼女は、生徒全員に
日記帳を配り、何でもいいから毎日書くようにと提案する。
やがて、徐々に本音を綴るようになった生徒たちは、次第にエリンに心を開き、
そして自らの内面とも向き合い始めるのだった。
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実話が基になっているこのお話。一生のうち、ほんの数年しか行けない学校で、
こういう先生に出会えた素晴らしさ、ちょっとだけ生徒が羨ましくなった。
こんなに理想に燃えて休みの時間まで削ってバイトをして生徒たちに本を与えた先生、
彼女のおかげで実りある4年間を過ごし、絶対自分が進むはずではない道に進んだ
生徒だっている。人を変えるってのはホントに難しいのに、コツコツとした努力で
エリンは教室を家に変えた。
真新しいノートというのは何故か嬉しいもので、最初はドキドキしながら
文字を綴る。何でもいい、自分のことを書くこと。それはすなわち自分と向き合うこと。
徐々に向き合うことになれてきた彼らは新しい本を読むことに慣れていき、
知らなかった事実に気付く。
人種間で対立している生徒達にダークヒーローとして登場してくるヒトラーと
ホロコースト。ホロコースト自体を知らない生徒に驚いたが、それよりもあんなに
有名なアンネ・フランクを知らない生徒たちにも驚いた。彼らは自分が生きるのに
必死だからそんな大事なことを知る余裕もなかったんだね。
確かに彼らの生活はありえないくらい厳しい。銃が普通にあるなんて、あまり
考えたくないもの。しかもあんな子供達まで銃を持つなんてね。
それでも銃を与える社会はもう後戻りできないのだろうか。
だけど一人ひとりは変わることができる、とエリンは必死だった。
ヒラリーよりも優しげな表情の実在のエレンはMTVを見たり雑誌をみたりして
まずは彼らを知ることから始めたそうだ。付け焼刃の情報だと子どもは
それが偽者だと分かるから、多分じっくり時間をかけてみてたんだろうね。
これはある意味若い先生だから出来たことなのかも。主任教師みたいな
タイプだと若者のことなんて知らん、と初めから遠い存在なんだよね。
(この先生、見たことあるなーと思ったらハリポタのこれまた先生か!)
始めはホントにこんな若い先生で、パール取られたり、襲われたりしないだろうか、と
心配になったけど、媚びることなく毅然と頑張ってる姿を見て安心した。
あんなに反抗的だった生徒が、ヒースさんをエスコートしたい、と言い出すなんて。
アンネの話に夢中になって死んだなんて!と怒るエバの心の変わりようったら。
ヒースさんがあなたちこそがヒーローなのよ、といった言葉があの子たちに
どんなに希望を与えたかと思うと、こんな実話があったなんてね、と嬉しくなるのだ。
最後にはボロボロになったであろう、ノートが子どもたちを変えていった。
ホントにこんな先生とノートに出会えた生徒が羨ましい。
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お手本にしたい感動の実話。
ロス暴動から2年後の1994年、ロサンゼルス郊外にあるウィルソン高校に、エリン・グルーウェルという新任教師が赴任してくる。一人の熱心な教師によって、不良高校生たちのもとに変化がもたらされる物語なんていうのはよくある映画。これが全くのフィクションだったら、もはやそんなに感動することもないようなシロモノなのだけど、実話を基にしているというところにはやっぱり注目。ドラマとしては目新しさはないのだけど、とてもいいお話なのは事実で、実在の教師エリンの情熱に心うたれてしまうのだ... [続きを読む]
受信: 2008年4月18日 (金) 01時44分




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