映画「や・ら・わ」行

vol.29. Heath Ledger ヒース・レジャー 『ロック・ユー!』

私のパース行きもとうとう一週間をきりました。
あっちにいったらしばらく更新できないかもしれませんが、どうぞご了承ください。
とりあえずパソコンに記事を書きとめておこうかな、と思ってますので
そのうちまとめてアップするかと思います。
にしてもさっぱり準備してないなー。ううー。

さてさて、あまりご存知の方は少ないかもしれないんですけど、
パース出身の俳優さん、知ってますか?
まぁ俳優ではないし、かなり異色ですがジパング上陸作戦のチャドさんは
パース出身ですな。それからエイリアス、というドラマ、これはもう
私が尤も愛しているドラマですが、そのシーズン3に出ていたメリッサ・ジョージ、
ヴォーン妻を演じた彼女もパース出身ですね。
で、一番有名なのはやっぱり今年の1月に残念ながら亡くなってしまった
将来有望だった俳優、ヒース・レジャーがここ、パース出身です。

小さい街だから帰ってきたら見れたかもしれないのに…
ほんっっと残念。だって私がパースに行く前から気になってた俳優だったし、
パース出身って聞いたときは本当にオドロキましたよ。
あんな小さな(失礼)街からあんなスターがねぇ。

ヒースが頭角を現したのはやはり『パトリオット』(2000)からでしょうか。
『チョコレート』で結構衝撃な役を演じて、売れたきっかけになったのが
私がこれから紹介するこの映画、『ロック・ユー!』からでしょう。

『ロック・ユー!』

ロック・ユー!

ロック・ユー!

--------------------------------------------------------------------------
14世紀。平民の若者ウィリアムはジュースティングをして諸国を巡る騎士エクスター卿
の従者をしていた。ある日、卿が不幸にも命を落とすとウィリアムは大会に出ることの
できない平民であることを偽り出場、みごと優勝してしまう。
そしてこの時、ウィリアムの心の中で何かに火が点くのだった……。
--------------------------------------------------------------------------

ヒースの代表作になるのは恐らくこれでもなく、ラッセ・ハルストレムの
『カサノバ』でもなくやっぱり『ブロークバック・マウンテン』でしょうね。
あの繊細な役は彼、とっても似合ってましたし。勿論これもよかったし、
前述の『カサノバ』もよかったし、(これも大好きなんですが、DVDを買うほど
ロック・ユー!が好きだったので今回はこっち)あと未公開だけど
『ケリー・ザ・ギャング』もよかった。(ちなみに『NED KELLY』が原題)
これは結構切ない話なんですけど、オーストラリアの歴史だし、
英語もオージー英語だし、食べてるのもウォンバットのシチューだったり
やっぱりオーストラリアを知る上では欠かせない物語です。
これが祭りなんかでコスプレみたいに出てくることありますからね。

と話はそれてきましたが、私はこの作品、映画館で見たときに
「おおー、こんなイイ映画が」といい拾い物をした気分になりました。
私は中世モノがとっても好きだし、楽しいの大好きだし、ヒーローものも
好きだし、これはそういう意味でベタなくらい王道行っててみてて楽しいんですよね。
ヒースがまたこの役似合ってて!ただカッコいい感じではなく逞しく
無骨な感じもまたいい。なんてったってもともと従者だった人が成り上がってく
話だし。ロックな音楽(中世なのにクイーンだったりする)もまたイイ。
出てくるキャラクターも魅力的でこのウィリアムチームの他の4人のメンバーも
一人ひとりとっても個性があってステキなんですよねー。
中でもポール・ベタニー演じるチョーサーなんかも魅力的。いきなり全裸で
登場だったし。他の三人もいいよねえ。無骨なのに器用なローランドや
なんかかわいいワットとものっすごくかわいい鍛冶屋のケイト(ヒロインよりかわいい)
ラストの彼らのシーンまで見逃さないようにしてもらいたいですね。

サクセスストーリーとしてはホント王道なのに、何故か感動するんだな。
ちょっとした有名人(いや、かなり有名な人ですね)との友情もいいし、
ベタなライバルとの対決もいい。ダンスもいいし、カーテンも笑える。
ダンスを学ぶシーンはなんかとても好きだし、みんなでアイディアつめて
手紙を送るシーンも好き。こんな彼にこんな手紙貰ったら嬉しいよなぁ。

ホント、こんな楽しい映画、カサノバもそうだけど、こういう映画にもう
彼が出ないと思うと本当に寂しいです。ご冥福をお祈りします。
お墓参りにいかないとなぁ。あるのかな。でも故郷だもんね。

にほんブログ村 映画ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

vol.28. steps 階段 『ラストマップ』

私はよく階段から落ちます。あまり自慢になりませんが。
油断してるとどっさーーーん、と落ちて、一番酷いときは尾てい骨に
ヒビがはいりました。尾てい骨にヒビがはいると一時的に
呼吸困難になります。脊髄に通じているのでそういうことが起こる
らしいです。と一口メモでした。あれは苦しかったなー。
それは外での出来事でしたが、その数日後にオーストラリアに渡った
時は地獄でした。

階段が舞台になっている映画っていうのは結構難しいですね。
ある程度のテーマをピックアップしてインデックスに書いているんですが
この「階段」は厳しいだろうなーと思ってました。
思い出す映画も少ないんですよ。『プロデューサーズ』くらいかなぁ。
ミュージカルだと『ウェストサイド物語』もそうだったかな。
あと反町主演の『13階段』は一応階段です。出てきたかどうかは
忘れちゃいましたけど(笑)あとは螺旋階段だと『シャンドライの恋』
(に出てきたっけ?)とかかなー。

階段ってのはどこにでもあるものですからね、結構どんな映画だって
出てきそうですよね。だけど、キーワードになるとなると話は変わります。
というわけでこの映画。

『ラストマップ/真実を探して』

ラスト・マップ / 真実を探して 特別版
ラスト・マップ / 真実を探して 特別版

--------------------------------------------------------------------------
幼い頃の自動車事故が原因で足が不自由な銀行員ジェイソン。
彼には一人息子ザックがいるが、妻とは別居中で、死期が近い祖父ヘンリーと
暮らしていた。そんなある日、その事故で母を亡くして以来30年間も蒸発していた
父ターナーが現われる。久々の再会も束の間、ヘンリーが他界。
彼の遺言書には、遺灰を指示した場所へ撒くよう書き記されていた。
--------------------------------------------------------------------------

この映画は日本未公開ですね。ジョシュ・ルーカス、マイケル・ケイン、
クリストファー・ウォーケン、と割と豪華なキャストなんですよね。

階段はまぁ追々分かってくるお話なんですけど、誰かが最初にそんなこと
を話していたような気がしたので(そんな会話なかったっけ?)別に
驚くべき事実という感じではないんですけどね。
この映画はやっぱり他にもキーワードがたくさんあります。
まずまず、これって結構上質なロードムービーなんですよ。

アメリカのロードムービーは結構あるけどケンタッキーを巡る旅は
始めてかも(笑)おじいちゃんの遺言がまた何とも言えず。
そもそも自分の死期を明確に分かっていること自体凄いけど、
愛犬が後を追うことまで知っているなんてね。あのやりとりは
結構凄い話だったけど、コミカルだった。
というのも「自分の灰とスカイ(犬の)灰を…」「え?スカイは死んでないよ」
「殺すのか?そんなん無理だろ」「次の日死ぬって書いてある」
「んなバカな」というような感じなんですけど(かなり噛み砕きましたが)
それが本当にそうなっちゃうんですよね。
で、その灰を持ち歩いてその都度まいていく。
犬とあんな風にまかれるのもなんかいいね。愛犬だもの。

その後も他人の灰までまかされたり結構色々あるんだよね。
突然現れたお父さんと、そりゃ確執もあるだろうに、真面目な息子と
おじいちゃんっ子だった(ひいおじいちゃんか)その息子の
やりとりが家族だな、と思う訳。急に現れたおじいちゃんとも
段々心を通わせていく孫。4世代の男だけの思いが絡まりあって
実際あんな旅はできやしないけど、何だかいいな、と思えるんだよね。

ラストのダンスがよかったね。あんな夕日をバックにね。
でもあれって照明で作ったんだー。凄いなー。きれいだったのになー。
作り物だったのか(笑)
ジョシュ・ルーカスがオトコマエでした。

階段の意味はネタバレになるので自粛しますが(そうそう大した秘密でもないけど)
この映画のキーワードになっていることは間違いないので
機会があったら是非見てみてください。

にほんブログ村 映画ブログへ

| | コメント (1) | トラックバック (0)

vol.25. Gael GB ガエル 『恋愛睡眠のすすめ』

Gael Garcia Bernal ガエル・ガルシア・ベルナル
Gael







今回ピックアップするのはメキシコの俳優、ガエル・ガルシア・ベルナル。
初めて彼に出会ったのは2001年か2002年。かれこれ6年ほど前ですね。
以来私は彼に夢中な訳なんです。私は割と飽きっぽいし、しかも当時は金髪碧眼
と、典型的なコケイジャンが好きだったのですが、この頃から多分趣味が変わった
と思われます。今は彼がバッチリなんですねー。

彼については私のサイト、最近ほったらかしですが、にも載せていまして
(それはこちら)そこにも書いているのですが、ガエルの魅力はやっぱり
その笑顔ですね。八重歯がチラリと覗くのもかわいい。あんな目で見つめられたら
湿疹、ちがう、失神しちゃいますよ。ホントに。

とまぁ外見の素晴らしさもさることながら、俳優としての彼はもっと凄い。
そもそも映画の選び方からして他の人たちとはちと違う。
難しい役柄が多いし、割と込み入ったお話が多い。

Babel(2006)
恋愛睡眠のすすめ(2005)
キング 罪の王(2005)
バッド・エデュケーション(2004)
モーター・サイクルダイアリーズ(2004)
トラベリング・ウイズ・ゲバラ(2004)
ドット・ジ・アイ(2003)
チェゲバラ&カストロ(2002)
幸せになる彼氏の選び方(2002)
アマロ神父の罪(2002)
ウェルカム!ヘブン(2001)
ブエノスアイレスの夜(2001)
天国の口、終わりの楽園。(2001)
アモーレス・ペロス(2000)

上記はとりあえずメジャーな彼の出演作。
すっごく有名なのっていうのはとりあえずモーターサイクル~とバベルくらいかな。
バッド~は分かる人は分かるけど、わかんない人は誰、アルモドバル?レベル
だと思うし。オーランド・ブルームのように一躍スターダムに乗ってる、という
訳ではないけど着々とファンを増やしていて、初期は「は?誰?」と言われていた
彼も映画好きな人にはきちんとわかってもらっている状況。
アモーレス・ペロスを初めて見たときに、「メキシコのブラッド・ピット」と
訳わからんこと書かれていたのを今でもよく覚えていますが、似てませんよね。
彼は確かにオトコマエ(残念ながら背が低い)だけどそれ以上に演技力にも
恵まれている、そこのところは大きなポイントですよねー。

さてさて。じゃあ私はこの中の作品で一体どれが好きなのか、という話ですね。
正直どれも選べない…それぞれに魅力があるからなぁ。彼は割りにタブーな
お話が好きなのか、ゲバラ関連の映画(モーター、トラベリング、チェゲバラ)
とウェルカム!と恋愛睡眠意外はどれもこれもタブーは絡んでますよね。
(バベルはまぁちょっと違うけど)
それもまた凄いなー。ヒーロー的なやつはゲバラ以外ないもんなー。
そこらへんがカッコいいだけの俳優じゃないぞ、ってな感じですが、
私はやっぱりガエたんには笑っていて欲しいので、夢の中で暴走してしまう、
ミシェル・ゴンドリーの『恋愛睡眠のすすめ』が一番好きなんですよね。
(ちなみに次点『dot the i』『天国の口、終わりの楽園。』
『バッド・エデュケーション』の3つが並んでいます。この恋愛睡眠を
含めてこの四つはホント選べないくらいの僅差です)

『恋愛睡眠のすすめ』

恋愛睡眠のすすめ スペシャル・エディション
恋愛睡眠のすすめ スペシャル・エディション

シャイで不器用な青年ステファンは、仕事も恋愛も失敗ばかりの冴えない
人生を送っていた。ある時、父が他界し、彼は母の暮らすパリへと帰郷する。
母が大家をしているアパートに住み、仕事先も見つけてもらったステファンだったが、
結局それまでとあまり代わり映えしない日々に落胆する。
そんなステファンの隣の部屋には、引っ越してきたばかりの
知的な女性ステファニーがいた。いつしか彼女に恋してしまったステファンは、
現実とは裏腹に、夢の中ではステファニーと理想的な恋愛を繰り広げていくのだが…。

という何ともシュールなストーリー。
夢の中のことがメインに据えられている映画だから至ってシュールで、
人を選んでしまう作品でもありますね。
何しろ言語は3つほど使われてごっちゃごちゃだし、そもそも夢と現実の
境目が曖昧だからどこまでがホントだかもわからない。
この映画でキーワードを選べばたくさん楽しいのがありそう。
例えば「鍋」「ポニー」「夢」「カレンダー」、あるなー、ここで
この切り札を使うのは勿体無かったかも、と思うくらい楽しい映画だったんだけど
それだけに大好きだったのでガエル・ガルシア・ベルナルの映画として
選んでしまった次第です。

夢見る子、としてなかなか難しい役どころを演じたガエル。私のお友達、外国人だと
基本的にオトナっぽいんですよね。マチュアな感じと言ったらいいでしょうか、
日本人にはない大人っぽさがあるんですよね。日本人は親と同居ってのはよくあるけど
外国人は基本少ないですもんね、って国にもよるでしょうけど。だからこういう
一見ボーっとして夢見がちな役は日本人なら何人も出来るでしょうが
(この役、小池君とかが演じそうですね)外国人では難しい。
だからガエルを選んだミシェルはお見事だったと思いますよ。
ガエルの無邪気な笑顔はこの役にピターっとハマった感じです。
着ぐるみ着てかわいい俳優はなかなかいないでしょう。マット・デイモンだって
いくらスパイの変装術のうちだから、と言って着ぐるみは着ませんし、
似合わないもの。この役はガエルにしか出来なかったと思うから、私はこの映画が
好きなのかもしれません。尤も、悪い役じゃないし(好きな俳優にはいつもいい人で
いて欲しい、と思ってしまうファン心)映画としても面白かった。

勿論タブーを演じてもそれが彼だと何となく「仕方ないか」と思って彼の目線で
見てしまうものになるのも彼の持ち味ですよね。先日挙げた「キング」もそうでした。
引き込む力がある俳優はやっぱりそれだけの実力があるのでしょう。

ともかく彼の話をしだしたら、正直キリがないですね(笑)
参考までに以下、私の彼の作品のレビューです。

キマグレなヒトリゴト『恋愛睡眠のすすめ

にほんブログ村 映画ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

vol.14. gun 銃 『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』

銃がテーマの映画なんて吐いて捨てるほどある。アメリカの映画で銃が出てこない
アクション映画を探す方が難しい。最近はスタイリッシュな日本映画にでさえ
銃が出てくることがあるわけで。
銃を巡る、というストーリーでは『ザ・メキシカン』だとか最近では『バベル』とか。

私が選ぶこの映画は、好きな映画を5本あげて、といわれたときに間違いなく
挙げるだろう。そのストーリーにまずベタ惚れし、映像と音楽にも惚れこみ、
最近はそのコックニー訛りもツボだったりもする。
コックニー訛り、といえば間違いなくこの映画でしょうね。

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
ロンドン、イーストエンド。ヤミ商売で小金を稼ぐチンピラ4人組、リーダー格のエディ、
トム、ベーコン、ソープは、ポルノ王として町を牛耳るハチェット・ハリー相手にカード
賭博で勝負を挑むが、ハリーの用心棒バリーの八百長にひっかかり、50万ポンドと巨額の借金をつくってしまうが…。

ストーリーは完結に書きましたが、実際この映画、ものっすごく入り組んでいます。
正直理解するのは2,3回見る必要があるかもしれません。
最近あまりパッとしないガイ・リッチー(結婚がいかんかったのか…)と最近
『レイヤーケーキ』や『スターダスト』で表に出てきている製作のマシュー・ボーン
によって作られた非常にクレバーなクライムムービー。29歳と26歳と物凄く若いですよね。
ただの痛い犯罪映画は私は好きじゃないのですが、これは確かに暴力的なものの
あまりそれがわからない。映像に隠されているというか本編の皮肉でコミカルな
部分に圧されていて気にならない、というのでしょうかね。
ラストもしっかり丸く収まっているところも見やすい、というのかすっきりする、と
いうのか。時間軸が交差し、キャラクターが巧みに絡まっている、これはもう
脚本の素晴らしさに尽きますよね。さっきも書きましたがあまりに入り組んでいるので
最初は吹替えでみたほうがいいかも、と思うくらいです。基本的に映画はオリジナルで
見たい私でもそう思うくらい入り組んでいる訳です。

流れるようなブリティッシュアクセントの英語も魅力的。結構地元民じゃないと
英語をしゃべる人でさえわからないとか。ロケもイーストエンドで行われていたり、
実際刑務所にいたような方たちがエキストラで出ていたりするんだそうです。
私はロンドンに行ったときにガイドにこの地域に行きたいので情報を教えてくれ、と
言ってみたら「やめたほうが…」と言われました。ちなみにここは「切り裂きジャック」
でも有名な場所ですね。是非この映画の舞台を見たかったものですが…。
そういえば前にロンドン出身の友人にコックニーについて聞いてみたら、
よくそんなことまで知ってるね、ぼくたちは使ってもいいけどそれ以外の人が
使ってたら見下されるからやめたほうがいいよ。と言われました。
ってか使いませんし、使えません。
そういうイメージなんですな。ところで英語でも「おい!」って言うんですよね、
これは別にロンドンやらイギリスだけの話じゃないですけど。私の住んでたとこの
近所の人も猫や犬を呼ぶときとか止めるときに「おい!」って言ってました。
あ、もしかしたらブリティッシュ系の英語なのかな。ともかく、ビッグ・クリスが
息子に注意するときに「オイ」っていうところが印象的だったのです。

この映画は男性に重点的に薦めたい映画です。さっぱりわからんかった、という
人もまぁまぁいますが大概は気に入ってくれています。『ダイ・ハード』みたいに
本気で単純なのが好きと言ううちの親父なんかはダメですけどね。

にほんブログ村 映画ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

vol.7 moon 月 『ワンダフルライフ』

今回は月。スリランカでは満月の日は休日なんだそうだ、という
客人バリーの言葉から今日のテーマを選びました。

月で思い出す映画、きっとこれは沢山あるだろうなぁと思います。
月の輝く夜に、月とキャベツ、月のひつじ。タイトルだけでも
結構あるわけなんですが私が紹介するのはこちら。

『ワンダフルライフ』

ワンダフルライフ
ワンダフルライフ

邦画の中では五本の指に入る私のお気に入り作品です。
テーマがいいですよね。勿論子どもだったらどーすんの?とか
落とし穴はいっぱいありそうですが、静かで日本的な
作風はこの監督のどのほかの作品よりも彼らしさが出ている
ような気がしてならないのです。

ここに出てくる「月」はちょっとトリッキーですが
それでもやっぱり彼らにとっては懐かしい「月」なんです。
月は、見てホッとしたり、物事を考え込んだり、懐かしんだり、
切なくなったり、と太陽とは違う役割を担っているように思えます。
ちょっと立ち止まって見上げた月が、こんな月で
あったらいいな、と思える映画でした。

雪の日、上映会、思い出、
キーワードを沢山持つこの映画ですが、自分にあてはめてみて
「それ」をどれにするのか、思わず悩んでしまいます。
日本のこの情景が懐かしくもある映画なので是非見て欲しいなーと
薦めてみたくなる映画でした。

にほんブログ村 映画ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

vol.6 foreign language 『ロスト・イン・トランスレーション』

今週末は、オーストラリアでお世話になった
紅茶屋さん(バイトしていました)
のオーナーがわざわざ仙台まで遊びに
きてくれていました。
↓バイトしてたときです。

1114tea35


4日間も(長い!)私と父とで仙台やら色々
連れまわしていたのですが、今回は
南部鉄器なんかもこれから紅茶屋で売りたい
ということから岩手まで行ったりとにかく
大変でした。ぐったり(笑)

でもやっぱりバリーだけでは南部鉄器なんかの
交渉も不可能だったし、どこにいくのにも
厳しかっただろうなー。私でも役には立ったでしょう。
喜んでかえっていったし。
着物も着たし、楽しかったに違いない。

さて。今日の映画は『foreign language』外国語。
そのままズバリこちらの映画。

『ロスト・イン・トランスレーション』

ロスト・イン・トランスレーション
ロスト・イン・トランスレーション

異国の地・東京で出会ったハリウッド
俳優と若いアメリカ人の人妻が、
互いに心を通わせていく中で
次第に孤独や疎外感を癒していく姿を
描いたストーリーなこの映画、
何となくしょっちゅう話題にでてくる
映画だから私にとって今更、なんですが
やっぱり異国の地、日本な映画だとしたら
これだろうな、としか思い出せませんでした。

外国人の方と話す機会が多い私ですが
この映画の引き合い度は非常に多いです。
『ロスト・イン・トランスレーション状態』という
言葉なんてホントしょっちゅう出てくるくらいで。

今回バリーは私と一緒だったので買い物とか
殆ど困ることはありませんでしたが、
彼は誰にでも話しかけるので
(スタバで学生にも声かけてた)
すぐ友達を作ることができる特技の持ち主。
でもこの映画の主人公、ボブのように
殆どの人がああいう「孤独」を抱える
ことになると思うんですよね。外国にいると。
特に都会なんかは孤独になるんだろうな。
外出ても言葉は通じないし看板は読めないし、
人々はあっさり通り過ぎていくし。

こういうロスト・イン・トランスレーションな
時にはやっぱり誰かに会いたいと思うんだろうな。
そういうわけで『異国語』の映画はやっぱり
この映画なんでしょうね。

にほんブログ村 映画ブログへ

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)